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五分間の読みしるべ

2026/8/22 Kanazawa.rb #168 — LIGHTNING TALK 5 MIN

AIと一緒に開発すると、
一人開発はどう変わるのか

iOSアプリ「読しるべ」開発の4ヶ月 — プロダクトエンジニア 宮川 剛

作ったもの

読しるべ

「読み終えること」より「読み続けること」を支援する読書アプリ。
うつ病を経験。積読を責めない。休憩中はネガティブじゃない。記録は3タップまで。

SwiftUI + SwiftData AI しおり文生成 (Bedrock) 書誌検索・OCR

App Store で公開中 📱 日本のほか 米・加・伯・台・香港 でも展開
EU はベルギーのユーザからの要望を受けて準備中

数字で見る

週20時間・一人で、ここまで来た

3.5ヶ月spec着手 → v1.3
37実稼働日数
195コミット
14,265Swift(99ファイル)
v1.3App Store 公開中
開発体制

実は「一人」じゃない — AI 4人のチーム

Kiro

仕様・PM。requirements / design / tasks を管理(約1,900行・120タスク)

Claude Code

実装担当。タスクを上から消化し、毎日作業レポートを書く

Codex

レビュー・デバッグ担当。diffの検証・再発防止の提案

Claude Code(サーバ常駐)

デプロイ担当。GitHubにpushすると pull して本番反映

人間の仕事 = ディレクション・UX判断・リリース判断

変化 その一

CHANGE 01

最初の2日間、コードは0行

書いたのは仕様書 1,900行
「書く仕事」から「発注する仕事」へ。仕様の曖昧さは、そのまま実装の曖昧さになる。

変化 その二

CHANGE 02

実装者からレビュアー

  • AIの成果物を別のAIにレビューさせる(Claude → Codex)
  • 作業ログは毎日AIが自動で記録 — 37日分の実装史が残る
  • 人間は判断に集中する
失敗談

FAILURE STORY

英語対応したら、日本のユーザーが全員英語表示に…!?

多言語化の直後、手元の端末で全UIが英語に。青ざめる私。
AIは数時間で原因を特定し、600件を一気に修正。さすがAI、速い。
……なんですが。

失敗談・後日談

FAILURE STORY — オチ

見ていたのは、開発検証版でした

本番のユーザーは無事。慌てていたのは人間だけ
AIは速く、冷静。それでも——
何を見て、何を検証して、どう判断するかは、人間の仕事

まとめ

一人開発は、
「全部やる」から「チームを率いる」へ

  • コーディング力より 仕様の言語化力
  • 実装スピードより レビューと判断
  • それでも UX と品質の最後の砦は人間
御礼

ご清聴ありがとうございました

📱 App Store で「読しるべ」を検索
デモは懇親会で。積読に罪悪感のある方、ぜひ声をかけてください。

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